私たちは、毎日何かしら他人と関わりを持って生活をしています。近年はインターネットや携帯電話の普及により、伝達の頻度やスピードが格段に上がったと思います。しかしながら、「KY(空気読めない)」という言葉の流行に代表されるように、人と人とのコミュニケーションの質が低下しはじめています。伝達に障害がなくなっているにもかかわらず、なぜきちんとした意思の疎通が出来なくなってしまったのでしょうか。
ある携帯電話の使用に関しての調査によると、「1日あたりのメールの使用頻度が通話の利用頻度を超える」と答えた人が全体の6割だったという結果になったそうです。携帯電話でさえも通話よりもメールで用件を伝えることが多くなっているようです。このように、要件をメールで済ませてしまう傾向が、コミュニケーション能力の低下を招いている一因なのではないでしょうか。メールは、気軽にメッセージを送ることができ大変便利ですが、つい用件だけを書くことが多くなり機械的なやりとりになってしまいがちです。また、メールの文字面で、場合によっては相手の真意を誤って捉えてしまうことがあり、文章の印象がコミュニケーションの妨げになる場合があります。
メールを利用することが悪いのではなく、時と場合により「手段を選ぶ」ことが大切だと思います。ビジネスでもプライベートでもたまには手紙を書いてみるのもいいかもしれませんよ。
